オカメインコのご飯は何をあげたらよいのか?

約6分
オカメインコのご飯は何をあげたらよいのか?

こんばんは、BirdyCocoです。

オカメインコを初めてお迎えする方も多く、
色々ご質問をいただきます。

多いのが、
・どんなケージが良いのか
・何を食べさせたら良いのか?
・温度管理はどうにしたら?どの位にしたら??

等々があります。

今回は、上記の中でも食事について書いてみます。

オカメインコが食べる餌

大事な愛鳥が生きていくために必須なご飯は、しっかり考えてあげたいです。
鳥の食べ物と言えば、穀物種子が一般的ですが、現在はペレットという人工的に作られたものもあります(ドッグフードみたいなもの)

【穀物種子(シード)】

オカメインコのシード餌

左・・高カロリーシード(1週間に数粒) 右・・基本シード(毎日)

【ペレット】

オカメインコのペレット餌

左・・着色ペレット  右・・無着色ペレット

【主食】・・シードやペレット

【副食】・・野菜(シードの場合はボレー粉、カトルボーン、ビタミン剤も必要)

当方で与えている野菜たち

シード派?ペレット派?

愛鳥に普段何を与えるかは、飼い主さまのご意向によります。
当方からお迎えされたオーナー様の話を聞いているとペレットで育てたいという方が多いです。
どちらにもメリット・デメリットがありますが、日本は『着色されたペレット』を推奨しているようです。
ペレットは総合栄養食なので、オカメインコの飼育本や動物病院でもペレットを推奨しています。

以前、バードライフアドバイザーの資格を受講した際、教わったのですがアメリカは着色がないブラウンのペレット、日本は着色された色鮮やかなペレット、ヨーロッパはシードを推奨とのことでした。

着色ペレットは、糞に色がうつってしまい病気のサインを見逃してしまうので・・・
また、着色料が・・・

と心配な面もありますが、

色鮮やかなので、食の楽しみを与えられるという面で個人的に気に入っています。

実際、色々なペレットを与えてみると、
色鮮やかなペレットの方が断然食いつきが良いです(当オカメの場合)

BirdyCocoのオカメ達は、シード食がメインになります。
シードの中に時々ペレットを混ぜてみたり・・
おやつ感覚で私の手からペレットをあげてみたり・・
完全ペレットだけの日があったり・・・

私の気分です(笑)

幸いにも、どの子もペレットを嫌がらずに食べてくれる!

普段のお世話、手間を考えればペレットの方が楽です
カラ吹きの必要ないし補助サプリ等の栄養剤も必要なく栄養バランスが取れるので。野菜は必要です

シードやペレットは各メーカーから色々な商品が発売されていますので、愛鳥にあったものを見つけられると良いと思います。

シードで育てる場合の注意点

シードはペレットに比べ美味しく、殻を剥く楽しみがあるので大概のインコはシードを好むと思います。
粟穂やヒマワリなんて秒殺で食べてしまいます・・(´゚д゚`)

シードの場合は、シードで補えない栄養を副食として与える必要があります。

シードではビタミン・カルシウムが不足しているので青菜やボレー粉、サプリで補う必要があります。※ペレットでも青菜はあげた方が良い
特にビタミンAはほぼ摂取できないので青菜でしっかり補います。

【ビタミン】

ビタミンAが多く含まれる野菜ベスト5

1位 人参

2位 パセリ

3位 豆苗

4位 小松菜

5位 チンゲンサイ

※オカメインコに与えると良いと推奨されている野菜で比較

人参は生のままでもポリポリ食べますが、
ゆでると体内吸収率が高くなります。

青菜の中で、総じて栄養価が高いのが小松菜なので、
小松菜は定期的(毎日~1日おき)に与えます。
小松菜はビタミンAとカルシウムが豊富ですので優れた野菜です。

キャベツやレタスはビタミンAが少ないのであまりお勧めしません。

お迎え前の雛ちゃんにも、小松菜や豆苗など与えています。
食べていなくても、興味をもって遊んでくれています。

ビタミンが不足すると腎臓が悪くなり、高尿酸血症を起こし痛風になります。野菜嫌いな子や中々野菜を与えることができない場合は、ビタミン剤を利用することをお勧めします。

ネクトンS」が推奨されています。

飲み水にサッと入れて溶かすだけなので、与えるのも簡単です。

↓↓クリックするとアマゾンへ移動し購入可能です。

【ボレー粉】

優秀な小松菜でもビタミンDやカルシウム、ヨードなど補えないビタミン・ミネラルがあるため、
ボレー粉なども与える必要があります。

ボレー粉を与えていれば塩土を与える必要はないとのことなので、当方では塩土は与えていません。

2021年1月9日 追記
横浜小鳥の病院、院長先生のTwitterで、
カルシウムの補給源として、ボレー粉は効率がよくないとあり、
ボレー粉よりもカトルボーンの方が良いそうです。
胃への負担も少ないそうです。

シード1つ取ってみても栄養成分は違うので、まんべんなく色々なものを摂取するのが良いと思います。
ですが、インコにも好き嫌いがあり・・・
同じものばかり好んで食べないよう飼い主さまは工夫が必要になります。

ペレット、シードどちらで育てるかは飼い主さまの考え方によります。
愛鳥のことを思っても、どちらにもメリット、デメリットがあります。

オカメちゃんにしたら、

ペレットは栄養管理されているが食の楽しみがない・・
シードは栄養偏るかもだけど食べるのが楽しい・・・

どちらが良いのだろう。

ご飯の時間になると、大騒ぎで喜ぶオカメ達。
今日は何をあげようかなと考えるのが楽しい(´▽`)

可愛いからご飯あげ過ぎて・・
みんなちょいデブ気味が悩ましい。。。。。。。
ダメブリーダー><

【販売】BirdyCocoのオリジナルブレンドシード

市販で購入する中型インコ用やオカメインコ用のシードには、高カロリーシードが沢山入っています。

なので、そのまま与えてしまうとおデブになり肝臓・腎臓に負担をかけてしまいますので、ヒマワリの種などは抜いてあげた方が良いと思います。

当方では、獣医師が推奨する配合でオリジナルブレンドしたシードを販売しています。雛のお迎え時に、又はご連絡いただければ郵送も可能です。送料は別途かかります。

オリジナルブレンドシード 1㎏ 1200円(税込) ※㎏単位で販売しています。

赤粟穂はおやつ用に♪ 1個(90g前後) 400円(税込)です。

長文になりましたが、
最後まで見ていただきありがとうございました。

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