オカメインコ北海道【Birdy Coco】です

約7分
オカメインコ北海道【Birdy Coco】です

こんにちは、初めまして。オカメインコブリーダーの【Birdy Coco】です。

オカメインコの魅力を沢山の方に知ってもらいたくて、ブリーダーをしております。

最初の記事ということで・・オカメインコについて書いてみたいと思います。

オカメインコとは

オカメインコの原種は、オーストラリア内陸部に生息している鳥です。

そもそも鳥というのは歯や牙がなくクチバシで餌を食べたり、羽毛があったりする

空を飛ぶのが鳥の仲間です(ペンギンやダチョウ、アヒルなど一部空を飛ばない鳥もいます)。

そして(そのう)と言われる餌を貯めておく袋が胃袋の前にあります。(これも一部ない鳥もいます)

オカメインコはオウムの仲間

インコという名前ですが実はオウム目オウム科のオウムです。

よく体が大きいのがオウムで小さいのがインコと考える人が多いようですが違います。

インコとオウムの違いなのですが、外見では頭部に『冠羽(かんう)』と呼ばれる飾り羽があります。

他には胆のうのありなしです。こちらは胆のうがあるのがオウム、ないのがインコです。

胆のうがあると何が違うのかというと胆のうがあると糞の回数が少ないそうなのですが、

この事については正直よくわかりません。

また、 胆のうのありなしは見た目ではよくわかりません。

季節で移動する渡り鳥に分類されるようです。

オカメインコの身体的な特徴

オカメインコの原種にはほっぺにチークと呼ばれる特徴的な赤い丸があります。

これは日本名の「オカメ」に由来していますね。

飼育下のものでは、チークがないホワイトフェイスと呼ばれるものもいますが、

オカメインコといえばこのほっぺのチークが特徴的です。

また、上記ですでに書きましたが、頭部の飾り羽、冠羽も特徴的です。

また、オカメインコ、ほとんどのインコがそうなのですが

足の指は4本で 前2本 後ろ2本と対趾足(たいしそく)と呼ばれる

形状です。

鳥の多くは三前趾足(さんぜんしそく)という前3本後ろ1本の形状です。

フィンチやキンカチョウは三前趾足です。

体長はだいたい25~30m、体重は80~100g前後です(個体差あり)

寿命は10年から20年と言われています。

オカメインコの性格

オカメインコはよく人に懐く鳥です。

ヒナの頃から飼えば飼い主にべったりするようになるでしょう。

また、性格的には非常に憶病で警戒心の強い鳥です。

「オカメパニック」と呼ばれるパニック的に飛び回る行動も音や見たことのないものを見たりすることで、高頻度で起こします。

オカメパニックを起こし暴れることで、落鳥してしまうリスクもあるので十分注意が必要です。

オカメインコのオスメスの違い

結論から言ってしまうと、卵を産むのがメスで、卵を産まないのがオスです。

当たり前だと思われる人もいると思いますが、実際、完全な性別判断はこれくらいだと思います。

ヒナのうちから見分けるのは至難の業です。

ヒナの時から知りたい場合は遺伝子検査に出すの一番良い方法です。

ただし、遺伝子検査でも100%正確ではありません。

これはおそらく検査ミスや取り違えの可能性かと思われますが、定かではありません。

オスの特徴

ノーマルの場合、顔の黄色が強くなり、雛の時はグレーがかった顔が黄色に変化します。

パールの場合は、パール模様が次第に消えていきます。

人間の声の真似をするのもオスです。

鳥は求愛のためにメスの真似をして気を引きます。その特徴からオカメインコのオスも人間の声の真似をします。

また、求愛行動としてアジの開きと言われる両脇を広げるポーズを取りながら、甲高く鳴いたり、

お尻を左右に振り擦り付ける行動もオスの特徴です。

メスの特徴

ノーマルの場合、オスは徐々に顔が黄色くなりますが、メスは雛の時と同じままです。

成鳥で顔がグレーのオカメインコはメスです。

メスは人間の声を真似しません。オスに比べ、とても静かで呼び鳴き程度です。

発情期は、お尻を持ち上げキュッキュッと鳴きます。発情にて、パートナーがいなくても無精卵を産む可能性があります。

外見や行動から性別判断はほぼ不可

ネットで見掛けるオスメスの特徴なのですが、全部が当てはまるわけではないと思います。

頭の形や体の大きさでオスメスを判断する方法もあるようなのですが、

ベテランブリーダーに自信をもってすすめられたペアが、両方オスだったという経験もあり正直わかりません。

オカメインコの餌

オカメインコは、中型インコになりますので、市販の餌を購入する際は、

『中型インコ用』または『オカメインコ用』を選びます。

穀物の種を主食とします。その他、副食として青菜やカトルボーン、ボレー粉を与えます。

現在は、総合栄養食としてペレットという人工的に作られたものが売っています。

餌についての詳細は、

当ホームページの記事でご紹介したことがありますので、そちらを参考にしていただければと思い、今回は簡単に終わらせます。

【オカメインコの餌】何をあげればよいの??

オカメインコに与えてはいけない食べ物は、チョコレート・アボガド・ネギ類(長ネギ、玉ねぎ、ニラなど)・生の豆類・バラ科の食物の種(いちご。りんご・モモ・さくらんぼ・あんず・びわ)など色々あります。あげてしまうと中毒を起こします。

水分が多い野菜やほうれん草も与えない方が良いとされています。

ネットで検索すると色々ありますので、与える前に調べてみたり、獣医師に聞いてみるとよいと思います。

オカメインコの生活環境

飼育温度

雛の時期は28℃~30℃で飼育します。

一人餌になり、ケージに移動した後は25℃を下回らないような温度で飼育します。

一歳を過ぎることには、人間の生活温度で問題ないです。

具合が悪くなった場合は、雛の時期と同等またはそれ以上の温度30℃~32℃くらいでしっかり保温をし、

体力の消耗を防ぎましょう。

高い温度を保つには、ケージよりもガラス水槽が楽です。

ガラス水槽の中に、ひよこ電球を設置し、オカメインコをプラケースに入れ、

プラケースごと水槽の中に入れます。

ガラス水槽は、雛の時期や病気の時に使い勝手が良いので、1つあると便利です。

鳥かご(ケージ)

挿し餌の時期はプラケースでの飼育が理想です。

一人餌になったら、徐々に鳥かご(ケージ)に慣れさせてプラケースからケージへ切り替えます。

プラケースは病院を受診する際にも使えるので、もう使わないと捨ててしまわず保管しておきます。

小鳥のケージと言えば、縦網が一般的なのかと思いますが、オカメインコは横網がオススメです。

なぜ横網が良いかというと、オカメパニックを起こした時のケガのリスクを下げることができるからです。

また、オカメインコはケージの中を、くちばしと脚を使って移動します。

横網の方が、くちばしを引っかけやすいです。

一押しケージは、HOEIの『465オカメ』か『465オカメステンレス』です。

ケージの中はとてもシンプルにしています。オカメパニックを起こした時、ぶつかってケガをしないよう、止まり木以外は設置していません。

おわりに

オカメインコはコンパニオンバードと呼ばれます。

コンパニオンの意味は<仲間・連れ・付き添う>などのです。意味通り、オカメインコは人間大好きなので、常にそばで寄り添う小鳥です。飼育するペットとしてオカメインコの人気は高いです。

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